【大分県別府市】経審の点数を上げるには?公共工事のチャンスを広げるためのポイント
建設業者が公共工事を受注するには、「経審(経営事項審査)」で一定の評価点を獲得することが不可欠です。特に、国や自治体の大型工事に参加するには、経審での高得点が競争力のカギを握ります。では、経審の点数を上げるには具体的に何をすればよいのでしょうか?この記事では、評価アップのポイントをわかりやすく解説します。
経審とは?公共工事の入口
経審(経営事項審査)は、国や自治体などの公共工事を請け負う際に必要な「入札参加資格」の一部です。建設業許可を持つ業者が、公共工事に参加するために受ける審査で、企業の経営状況や施工能力、社会性などが数値化されます。
この経審の評価点(総合評定値/P点)が高いほど、入札で有利になります。つまり、経審は「建設業の信用スコア」ともいえる存在です。
経審の点数を構成する4つの指標
経審の点数は主に以下の4つの指標から構成されています。
1. 経営状況(Y点)
財務の健全性や収益性などを示す指標。自己資本比率や売上高経常利益率などが影響します。
2. 経営規模(X点)
完成工事高や技術者数、従業員数などから判断される「企業の大きさ」。
3. 技術力(Z点)
技術職員の資格や経験、工事の実績など。専門性が高いほど高評価。
4. 社会性等(W点)
法令遵守や社会保険加入状況、女性や高齢者の雇用状況など。
この4つの合計値から「総合評定値(P点)」が算出されます。
経審で高得点を取るためのポイント
では、どのようにすれば経審の点数を上げられるのでしょうか。以下に実践的なポイントを紹介します。
1. 財務内容の改善で「Y点」アップ
・利益の確保と赤字の回避
赤字決算はY点を大きく下げる要因です。粗利率や経常利益率を見直し、収益力の改善を図りましょう。
・自己資本比率の強化
資本金の増資や、負債の削減で健全な財務体質を目指します。
・会計処理の適正化
建設業会計に基づいた正確な決算書作成が評価アップにつながります。
2. 技術力の強化で「Z点」を上げる
・資格取得の推進
1級・2級施工管理技士などの国家資格保有者を増やすことでZ点が上昇します。
・技術者の適切な配置
配置技術者として登録することで評価対象になります。実務経験者の把握と管理も重要です。
3. 社会保険の加入で「W点」対策
・未加入は大幅減点の原因
社会保険(健康保険、厚生年金、雇用保険)への適切な加入はW点に直結します。
・コンプライアンスの徹底
法令順守体制や労働環境の整備など、企業の社会的責任にも配慮しましょう。
4. 完成工事高の維持で「X点」をキープ
・安定した受注を目指す
過去2年分の完成工事高がX点に反映されます。中長期的な事業計画が有効です。
・実績の記録と管理
小規模な工事でも正確に記録し、証明できるようにしておくことが大切です。
行政書士に相談して適切な経審対策を
経審は毎年の準備が大切です。「何を評価されるのか」「どこを改善すべきか」は企業によって異なります。専門知識を持つ行政書士に相談することで、申請の手間を減らしながら、点数アップの具体的なアドバイスが得られます。
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まとめ:経審の点数アップは、企業力アップの第一歩
経審の点数は、単なる数字ではなく、企業の経営力や信頼性の証です。点数を上げる取り組みは、公共工事のチャンスを広げるだけでなく、会社の健全な成長にもつながります。早めの対策と継続的な改善で、より有利な立場を築いていきましょう。
次回予告:
「経審の点数が足りない?それでも公共工事に参加できる方法とは」
経審の評価点が思うように伸びない…そんなときでも、あきらめる必要はありません。次回は、経審の点数が低くても公共工事に関わるための制度や戦略、地域によって活用できる例外措置などを詳しく解説します。
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